Ω`s Music Film

自称「平成の名曲ハンター」の高校生が、思うがままに音楽を布教するブログです。

平成勝手に名曲列伝 其の13〜にわか発揮しているのすみません〜

皆さんご無沙汰しております。YOHAΩです。今年度最後の定期試験が終わりました!!

と言うわけで、今日からまたブログ更新再開します。よろしくお願いします。

では、今回も平成勝手に名曲列伝、行ってみましょう!

この企画では、私の独断と偏見で平成の世に生まれた名曲を解説していきます。この企画を通じて、少しでも興味を持ってくださると嬉しいです。

第13回目、今回取り上げる楽曲はこちらです!


www.youtube.com

flumpool「証」です。

★楽曲解説

(以下、Wikipediaを参考にしています)

2011年9月7日に発売された、メジャー通算7作目のシングル表題曲です。翌年に発売された3作目のオリジナルアルバム『experience』にも収録されています。オリコンチャートでは、週間最高4位を記録しています。

同年に行われた、第78回NHK全国学校音楽コンクール・中学校の部の課題曲として制作された曲で、NHK放送の5 分番組『みんなのうた』でも定期的に選曲されています。また、シングル盤の初回生産盤には、この曲の3部合唱バージョンも収録されています。

★この曲のポイント

この曲、私の思い出補正も相まってか、泣けてくるのですよね。その原因というのが、非常に濃密なバラードに仕上がっているからです。

flumpoolのシングルバージョンで話を進めていきますが、ストリングスとピアノが中心にありつつも、以前紹介したJanne Da Arcの「月光花」みたいに、バンドサウンドが埋もれていないのです。いや、正しくは曲の盛り上げ方などがバンドっぽい……ですかね?

音のバランスとしては、ドラム×ストリングスで、この組み合わせ、結構強いのですよ。ストリングスの繊細な音にドラムがいいパンチを効かせていて、力強さを感じます。

というか、これは曲の特徴というよりかは、flumpool……もっと言うと、ボーカルの山村隆太さんの特徴なのですが、軽い感じで芯が通っている声、これが音に綺麗に相まっているのです。今回取り上げるにあたって、ちょっと他の曲も漁ってみたのですが、小倉さんのドラム+ストリングス+山村さんのボーカルで、もうflumpoolの全てを物語っている感があります。……いや、「君に届け」とか、バンド×ストリングスのちょうどいいナンバーもありますよ!!

どこか寂し気だけど、それぞれの曲が光っている、それが私の思うflumpoolのポイントだと思いますねー(何様だよ)

と、話が脱線しました。「証」の話に戻ります。

先程も触れた通り、この曲はNコンの課題曲として発表されたのですよね。これは合唱曲に限らず、普段私たちが聴いている曲にも言えることかもしれないのですが、合唱って、曲によってはイメージを覆すこともあります。でも私はそれが好きなのです!合唱で編曲されると、曲のイメージも変わってくるでしょう。この曲も例に漏れず、そのような感じです。

似たようなところで言うと、カバーですね。…いや、合唱もある意味カバーですが(笑)、何と言ってもキーが異なるのです。オリジナルのキーよりも結構高くて、ソプラノパートなんて喉を潰す勢いで歌わないと声が持たないです。特に最後の転調!!曲の一番の盛り上がるところであって、実際に歌ってみるとバカむずいです。……何でこんなに語れるの?と疑問に思った方、いらっしゃるでしょう。それはまとめ部分で語ります。

とにかくこの曲、激しいナンバーよりも、ガッツリとしたバラードナンバーを求める人におすすめできます。そしてこの曲を聴いたら、ぜひとも他のflumpoolの曲も聴いていただきたいです。どれも聴き飽きない曲ばかりです。

★まとめ

…本当ににわか発揮してしまってすみません。ガチファンの方からしたら「何いってんだ?」となるような内容だったかもしれません。本当にすみませんでしたm(_ _'')m。

と、ここで合唱バージョンと……私の思い出について綴ります。もう少々お付き合いください。

Nコンの課題曲として発表されたこの曲、ポイントのところでも触れましたが、ムズいです。聴く分には泣けてくる最高の合唱曲と表現しても過言でないくらいにいい曲なのですが、いざ歌ってみよう!…となると、感動している暇なんて1秒もないです。もうとにかくムズい、鬼畜、原曲を聴き込んでいればいるほど、苦戦するでしょう。

先程触れたように、まずキーが原曲と異なります。まぁ、それは他の合唱曲にも見られるのでまだ許せる範囲です。何よりもヤバいのが、最高音です。もうね、こういう表現本当はよろしくないのですが、喉が死にます。ストレートに言っちゃいます。死にます。高音すぎて、喉を潰す覚悟が必要です。それだけキツイです。…ただ、これはソプラノに限った話で、アルト、テノールはいたって普通……普通と言っていいのかは分かりませんが、ソプラノに比べるとマシです。

…だから、何でこんなに詳しいの?実は私、この曲をちょうど去年、卒業式で歌ったのです。

まず年が明けて早々、学年全員で合唱する曲が発表され、すぐさま本家を聴きました。そして泣きかけたのを今でも覚えています。「これを歌うんだ…これ、本番泣かずに最後までちゃんと歌いきれるかな?」と心配になりました。

そして音楽の授業中、合唱練習が行われました。そしたら、まぁ想像を超える高難易度、そして私はソプラノ担当だったので、あまりの高音に大苦戦しました。大体1回フルで歌い切ると、喉が乾燥して、声がかすれていたのも覚えています。やがて普通に歌っている中でも高温を出そうとすると声がかすれて、ほぼ空気を吐いているのと同じくらいになってしまいました。それだけ大変でした。

そして本番、その前に卒業式の合唱曲の定番である「旅立ちの日に」を歌い切り、学年内の代表生徒から在校生、家族、仲間への感謝の言葉を言って………そこで半分近くの生徒は泣いてしまいました。…私は泣きませんでしたよ!!!むしろそれでプレッシャーを感じていました。

その前の最終打ち合わせで学年主任の先生から「最後まで歌いきってくれ」と言われ、ここで私も泣いてしまっては、こんな名曲を笑顔で歌い切れない……絶対に泣きたくないと自分にムチを打って、本気で喉を潰すつもりで歌い切りました。歌いきったあと、ちょっと不思議な気持ちになりました。「これでいいんだ」と、ホッとしました。

それから今日で丁度一年経つわけですが、今でもあの瞬間は覚えています。ただ、聴く分には泣ける内容になっていますので、3部合唱バージョンの方も貼っておきますね。


www.youtube.com

★以上!

最近、90年代よりかは2000年代の曲たちをよく聴いている私、ここであまり90年代の曲を取り上げない理由にもつながって来るのですが…いや、決して漁りつくしたからという訳ではないですよ。私の知らない名曲はまだまだ埋まっているはずです。しかし、今改めて、自分が生まれた頃の曲とか、昔流行っていた曲を聴いてみると、当時は感じることが出来なかった、その曲の良さに気付くことが出来るのですよね。ただ「懐かしい」ではなく、「こういう内容だったんだ」「こういうメッセージがあったのか」という読み取り方が出来るのは、成長してちゃんと曲を聴くことが出来ている証拠でしょう。私はそう思います。

また、「そのアーティストさんの曲を一曲だけ聴いて終わり」ではなく他の曲も漁ることで、新しい発見があったり、そのアーティストが好きになったり…私は最近、その作業にハマっています。

flumpool以外だと、前にも取り上げたAqua Timezスキマスイッチコブクロポルノグラフィティー…見てわかる通り、ほぼ2000年代以降のアーティストさん達です。今取り上げた中でも、Aqua Timez以外はまだ活動を精力的に続けています。(Aqua Timezは2018年に解散してしまいました…)何か一つの曲に興味を持ったら、他の曲も試しに漁ってみる、これって結構大事な事では無いのでしょうか。……って、なんか真面目に閉めようとしているな(笑)。でも、今はそう言いたいです。

ところで話は変わりますが、まーたミスチルから新しい情報が入ってきましたね。そろそろ台湾の方で映画『青春18×2 君へと続く道』も公開されることですし、新曲「記憶の旅人」の新情報もそろそろ解禁でしょうかね。また近々、それらにまつわるブログも更新していこうかなと思います。

…とまぁ、今日はこんな感じでそろそろ〆ようかな?そろそろ春休みシーズンに突入して、自由時間が増えていくので、今月は更新ペースをちょっと上げていこうかな?どんなものが飛び出てくるかはお楽しみにってことにしておきましょう。

また、皆さんからのリクエストも受け付けております。下のリンクからお題箱に飛んでいただき、自分が思う、平成の名曲を書いていってください。もしかしたら、本編で扱うかもしれません。ただし、対象は平成の時代に発表・発売された作品のみで、昭和の時代の楽曲や最近のヒット曲などは対応できかねますので、ご了承ください。

お題箱↓

皆さんの思う平成の名曲、教えてください! (@heyuzhijing) | お題箱

今回はここまでです。次回の平成勝手に名曲列伝は?

1年前のあの企画と結び付けてみます。ヒントは30-DAY SONG CHALLENGE DAY 30のお題!あのテレビ番組のテーマ曲を取り上げます!ここまでお読みいただき、ありがとうございました。