Ω`s Music Film

自称「平成の名曲ハンター」の高校生が、思うがままに音楽を布教するブログです。

ひみスタツアー Kアリーナ横浜公演2日目 感想レポ(ネタバレ無し)

11月12日、参戦してきました、Kアリーナ横浜公演!いやぁー行ってよかったです。それに、新しくできたばかりの音楽施設で、初めてのアリーナ会場でのライブ、初めてのスピッツ…一生に残る貴重な体験でした。

…という訳で、皆さんどうもです。自称「平成の名曲ハンター」YOHAΩです。ライブ参戦の翌日は頭がフワフワしていて、やや壊れかけていたのですが、ようやく落ち着きました。が、今回のライブ…せめて雰囲気だけでも~と思い、急遽書いています。

《注意事項》

今回はあくまでもライブの雰囲気やKアリーナについてを語っていきます。ライブのセットリストやステージセット、MCにまつわるネタバレには配慮します。演出のネタバレも、なるべく嚙み砕いていこうかなと思います。

それらのネタバレを含めたライブレポートは、またツアー全体が終わってから…来年の2月16日、姫路市文化コンベンションセンター アクリエひめじ・大ホール公演終了後に、また別で掲載します。それでは、はじめます。

★全体の流れについて

開場は定刻通り17時からで、開場4時間前にグッズ・CDの販売が始まりました。私は販売約1時間前にグッズ列に並びましたが…グッズ列とCD列は分かれていました。どちらもかなり並んでいたのですが、CD列は本当に長蛇の列で、私が並んだグッズの列も、私の後ろにかなりの人が並んでいました。

会場内は、やっぱり新しくできた施設であるためか、かなり綺麗でした。私の席は、かなりうしろの方で、LEVEL7のテツヤさん側でした。

そしてほぼ定刻通りにライブがスタート、本編終了が20時20分前、アンコール終了が20時47分頃でした。その後は規制退場…だったのですが、ライブの後で浮かれていたのもあってか、すっかり忘れて、﨑ちゃんのドラムスティック投げ後にそのまま立ち上がって移動していました。移動中にアナウンスが鳴ってようやく気付きましたが、無理に引き返しても迷惑だなと思ったので、そのまま会場を後にしました。

これがざっとした流れです。ここから本題に入ります。

①音響環境が良い!

まず最初に驚いたのが、音響環境の良さでした。Kアリーナの音響環境と、スピッツ側の配慮(詳しくはHPへ)が噛み合って、中々心地よい空間でした。

それと私、元から大きめの騒音や打楽器系の音が苦手で、大体ライブ参戦の時は、自前のイヤープラグ(耳栓)を持参していたのですが、ライブ中はそれを付けなくとも、特に気になりませんでした。これについては私の席がステージから遠かった事も関係してきそうですが…。

ボーカル含め、音のバランスが非常に良くて、CDではあまり解らないベーズの低音まで、ハッキリと聴こえました。

Kアリーナの特徴と噛み合わせて完成した音響環境、ここについては大満足でした。会場ごとに差は生じるものだと思いますが、アリーナ初参戦でこれは結構衝撃的でした。

②上の席からでも全体がよく見える!

会場に入って、自分の席を見つけて、最初にやったのはステージセットの確認でした。私が座っていた席では…細かな部分は流石に双眼鏡が必要でしたが、大まかなセットの確認は、肉眼でも十分でした。

とにかく、割とステージから遠い席でも、全体を見渡す事が出来、Kアリーナの広さを思い知らされました。双眼鏡は必須ですが、別に要らなくても良かった感じです。…って、これはライブというより、Kアリーナの特徴になってしまいましたね。

③新規層もガチファンも喜ぶセットリスト!

内容を載せることはできませんが、セットリストも良かったです。というのも、私的には今回のアルバムリリースで気になっていた新規層の方も、ずっと追いかけてきたガチファンの方も、誰もが喜ぶようなセットリストだったなと思います。

特に後半からのアンコールは大変なことになっていましたからね!「えっ、これで〆るの?」的な、初参戦であった私にもそのヤバさはよく伝わりました。中には20年振りくらいに披露した楽曲もあったみたいで…ただ、そんなマニアックなナンバーも入れつつ、お馴染みのあの曲やアルバム『ひみつスタジオ』収録曲も含めていて…中々面白かったです。

個人的に嬉しかったのが、5曲目、8曲目、11曲目、13曲目、18曲目、19曲目、アンコールの2曲でした。それに今回のセトリ…まるで自分の半生を表しているかのような内容で、もう実質走馬灯でした(そうはならんやろ…)

ですので、これからライブに参加される方々に一言、自分のライブ参戦の日まで、絶対にセトリは見ないでください。これは何も知らない状態で当日感動してください。

④演出が最高!

ここ、もしかしたらややネタバレを含みそうですが、元演劇部として触れておきたいので…。

何というか…曲に沿った光の演出がシンプルで、でもどこか凝っていて、控えめに言って最高でした。

スピッツって、他のバンドみたいに、紙吹雪などの(30/50の時はやっていたみたいですが)派手な演出は基本やらないみたいで、だったらどうやって曲の世界観を表現しているんだろうと、疑問に思っていました。ただ、その演出方法も単調ではなく、曲ごとに凝っていた様に感じました。個人的に好きだったのが、2曲目と15曲目でした。また、バックスクリーンにも仕掛け…というか、面白いところがあって、10曲目と18曲目のスクリーンの演出は鳥肌モノでした。

他のアーティストみたいに派手な仕掛けを入れるのではなく、シンプルイズベストでまとまりがあった、だけど決して浅くはない、深い世界観がそこにはありました。

⑤MCでのギャップ!

正直に言いますよ。スピッツのライブ、想像以上にロックンロールが生きていました。

ただ…事前に情報は耳にしていたとはいえ、MCがかなり緩々で、ギャップ…温度差?がかなり大きかったです。ネタバレになるので詳しくは言えませんが、「それを人前で言うの?」と思うくらい、かなり緩かったです。

何なら途中、私が話に追いつけなかった所もありましたし、ジェネレーションギャップってやつでしょうか(高校生の私が言うのもなんですが)。

とまぁ、話の内容は(メンバー…というか、ほぼマサムネさん基準で)新旧折々でした。…ま、メンバーが楽しいのであればそれで結構です。

⑥メンバーが想像以上に動く!

先程も言いましたが、私の想像以上にロックンロールが生きていました。私の主観ですが、世間一般から見たスピッツサウンドの印象って、やっぱりポップな部分が注目されがちな気がするのです。

ただ…ライブはロックバンドとしての座?プライド?を強く感じ、爽快感が桁違いでした。個人的に一番覚えているのが19曲目で…その時になったら詳しく話しますが、「えっ?そんなの有り?」と度肝を抜かされました。

まー暴れまわる事で有名なベーシスト(!?)もそうでしたが、ボーカルもかなり動いていました。それも、ロックバンドでありがちな「ハンドマイク片手に観客を煽る」ではなく…いい意味でスピッツにしか出せない、特別感がありました。

とまぁ、総括すると、誰もが得するような、ロックバンドである事の証明と、音響環境抜群の会場、今後二度と体験できないであろう貴重な体験でした。

メンバーを初め、サポートメンバーのクジさん、そして主催者であるVINTAGE ROCK様、貴重な音楽体験の提供、ありがとうございました。

★以上!

席の前後間隔や規制退場など、Kアリーナにまつわる気になる点もありましたが、それらがどうでもいい位に(だから規制退場忘れてたんだよ)楽しく、温かみのあるライブでした。

…ネタバレ、平気でしたよね?基本全てサラッと流したつもりですが、もし「これライブのネタバレじゃね?」と思ったところがありましたら、Xで報告してください。

今回はここまでとなります。では、またお会いしましょう!