Ω`s Music Film

自称「平成の名曲ハンター」の高校生が、思うがままに音楽を布教するブログです。

平成勝手に名曲列伝 其の7〜約15年前の曲ってマ!?〜

皆さんこんにちは。自称「平成の名曲ハンター」YOHAΩです。今回も平成勝手に名曲列伝、やっていきましょう!

この企画では、私の独断と偏見で平成の世に生まれた名曲たちを解説していきます。この企画を通じて、少しでも興味を持ってくださると嬉しいです。

第7回目、今回取り上げる楽曲はこちらです!


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ゴールデンボンバーの「女々しくて」です。

★楽曲紹介

流行った年は2013年頃となっていますが、元々は2009年10月21日に発売された7作目のシングル曲です。2011年8月24日に替え歌バージョンである「眠たくて」との両A面シングルとして発売されました。

ゴールデンボンバーの代表曲と言っていいくらいに有名な曲なのですが…テレビで披露される場合は、大体この曲やりますよね。ってくらい、定着しちゃってます。

数多くの音ゲーに移植されたり、紅白で急に相撲が始まったり(これは金爆のペース)、オリコンチャートに至っては、51週連続首位…なんていう化け物じみた記録を残しています。当時、秋元康プロデュースの某アイドルグループの露出が高かったですが、1年近くも首位の座についていたのは伝説級ですし、この記録を塗り替える曲は、今後出てこないでしょう。

と、ここまでこの曲のヤバい所ばかりを解説しましたが、曲調もまた独特で…ここは次の所で語りますね。

★この曲のポイント

この曲のポイントはズバリ、踊れるロックナンバーだからだと、私は思います。

過去にも何度か取り上げてはいますが、近年ではPUFFYの「愛のしるし」、槇原敬之さんの「もう恋なんてしない(MAKIHARA DRILL)」、さらには奥田民生さんの「さすらい」など、昔の曲のダンス動画でのリバイバルヒットが多いです。また、この曲が流行っていた当初であっても10年前、ロックナンバーと述べたものの、曲調自体はキャッチーでとっつきやすく、またリピートしたくなるような、独特な中毒性があります。

歌詞の内容は、大きな捻りのない、ストレートなラヴソングに仕上がっています。アニメタイアップという理由、ノリノリでショート動画に適している、そういう面が強調されがちである昨今の音楽業界において、ちゃんと歌詞をみることも大事だなと、最近気づきました。全体的には男性の願望を歌っているように思えます。

辞書で「女々しい」という言葉を引いてみると「態度や気性が柔弱である。(デジタル大辞泉より)」と出てきて、つまり男性に何かがあって(「女々しい」という言葉は、男性についていうときに扱うことが多いらしいので、男性で間違いないでしょう)、それで気が弱っている状況なのでしょう。この曲のMVの開幕も、女性にフラレるところから始まりますから。ノリノリな曲調に反して、内容は重いのですね。

曲の中では、急にラップが始まったり、MV内でメンバーがポンポン両手にチアリーディングをやったりと、男性を励まそうとする場面は見られますが、どうしても過去を振り切れない男性…どこか切ないですね。こう考察していくと。

さらにさらに、先程からちょっと話題に挙げているMV、これも面白くて、何度もリピートしてしまいます。メンバーのダンスはもちろん、MV全体がショートムービー風に仕上がっていて、もうギャグ全開ですよ。こんなにも面白いMV…流石はゴールデンボンバーです。エアーバンドということもあって、いい意味で自由すぎます。なんの前触れもなく次々と展開が移っていくので、よく言えばテンポがいいです。

裏を返せば唐突すぎて話に追いつけない…となりますが、勢いがありすぎて、そんなことを言っている暇もないです。まーとにかき面白い、最高のMVです。普通に見るだけでも見応え抜群ですし、まったく古さを感じさせません!

★まとめ

普段から平成初期〜2000年代に流行った曲を中心に聴いていますが、この曲は忘れた頃に、ふと思い出したかのように聴きたくなる曲です。また、ゴールデンボンバーの中でも最も有名な曲ではないでしょうか。最近だと「令和」もそうですが、エアーバンドだからこそ許せる独自の路線を開拓し続ける、面白い異色なバンドだと、今回改めて感じました。

未だに人気が途絶えない楽曲ですが…そういえば先日、こんな動画を見つけました。


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今年の流行をふんだんに取り入れた「女々しくて2023流行語Ver.」というものです。公式ですよこれ。サムネは今年社会現象(?)にもなった漫画『推しの子』のキャラクター「星野アイ」のコスプレをした鬼龍院さんですし…相変わらず自由だなーと、サムネを見ただけで伝わりました。

★次回予告

という訳で、課題とかがあって更新が遅れました…すみません。伝説を残した曲であるにもかかわらず、内容はいつもより薄いのですが…この曲を具現化するのは難しいです。好きな曲ではありますが…イマイチ「じゃあ何でこの曲好きなの?」と問われると、返答できません。

そもそも、お笑いなどのバライティー色の強いコンテンツが苦手で、個人的に懸念していたこともあるでしょう。

と、これ以上話すことがないので、今回はここら辺で〆ます。本当に短くてすみません…。

気を取り直して…次回の平成勝手に名曲列伝は?

日曜日に投稿します。そして、次の日曜日は……?ここまでで察してください。

今回は短いですが、ここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。